2004年10月20日

沢田マンション


20041020f8e6e004.jpg野球ネタ以外の高知話。
高知駅からひと駅の「薊野」(あぞうの、と読むらしい)で降りて、ちょっと戻るように山の方へ10分ほど歩いた所にそのマンションは建っていた。
沢田マンション。
手持ち無沙汰にチャンネルを換えまくっていた時に映ったそのマンションには一瞬で心を奪われてしまった。30年ちょっと前に建てられた6階建ての鉄骨鉄筋造の集合住宅なのだが、どこが凄いかと言うと、このマンションは設計から施工まで、基礎工事から電気の配線、給排水の設備まで、夫婦二人の手造りなのである。

住宅地図を手に、たどりついた沢田マンションは緑が多いくらいで、拍子抜けするくらい一見普通の外観だった。(正直、九龍城みたいな猥雑な雰囲気を想像していたので)しかし、この正面に見えるのは資材運搬用のエレベータ…だよな。屋上にもなにか見えてるんだけど…。
前の道路からおずおずとカメラを構えていると、にこにこと笑いかけてくるおばあさんが出てきた。もしや、大家さん?と会釈しながら駆け寄っていくと、どこでも好きなところを見て行けと言う。上には「かあさんがいるから」と。大家さんではないが住人ではあるらしい。前面から大きなスロープが伸びていた。確か、TVではこのスロープを車が上っていた…。うっかりすると誰かの洗濯物が干してあるスペースに踏み込んでしまう。廊下なんだかベランダなんだかわからないし、掃出し窓から住人の生活が丸見えだ。いったいどこからどこまでが共有スペースかわからず、ついに屋上まで到達。クレーンがあり材木が積んであり、菜園がある。確かここは大家さんの沢田さん一家のスペースのはず。
他人のプライベートを侵しているのでは…という思いに耐え切れず、後戻り。そこで、また住人に出くわす。作業着を着た若い男の人で、さっきのおばあさんと同じく、もうちょっと具体的に、どこでも見て行け、ここからここに行ってここを上がったら、かあさんがおるきに会っていけと。
結局勇気が出ず、かあさん(沢田さん)を訪ねる事は出来なかった。TVを見た後に情報収集したときに気になったサブカル系の匂いはせず、もっと地に足が付いたというか大らかな昔の長屋っぽい雰囲気の沢田マンション。そのあたりの空気は実際に足を運んでみないと分からないような気がする。建築の専門的な事はわからないが、建物自体はモダンで明るい雰囲気で、不思議な統一感があった。
posted by ナツウマレ at 20:00| Comment(3) | TrackBack(1) | | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
<<ナツウマレさん

コメントいただいました~ありがとうございます。

あっ高知県なんですね。坂本龍馬の出身地にいるとは
羨ましい!わたしは京都の東山にある龍馬先生のお墓に
去年いって拝んできました~

了解です!桑田は東北が温かく迎えます!!!!
Posted by tetsubun at 2004年10月20日 22:54
コメントありがとうございました。
沢田マンション、かなり知られていますよね。
本(沢田マンション物語/古庄 弘枝 著)も出てるし。
実見していませんが、ナツウマレさんが書いてるようにコミュニティに支えられて成り立っているような立体長屋のような感じ?かなと想像しています。
僕も是非訪れてみたい。
Posted by miyavilog at 2004年10月22日 10:16
追:インドに呼ばれないと行けない…出典は不明ですが、呼ばれてなくても、押しかけちゃって下さい。
「沢田マンションに一瞬で心を奪われてしまった」のであればきっとノープロムレブ です。
Posted by miyavilog at 2004年10月22日 10:21
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Tracked: 2005-12-31 01:07